27インチのiMacを使い始めると、サブモニタも27インチにしたくなってしまった。こればかりは仕方がない。サブモニタはApple Cinema Displayの23インチでも十分といえば、そうなのだが、27インチを2台並べる方が美しい…はずだ。そうであれば、もう一台、ヤフオクで2インチを落札するしかない。できるだけ費用をかけずにもう一台手に入れよう。
ただし、2台目はCore 2 Duoというわけにはいかない。Core iのCPUでなおかつ、A1312のモデルであることが望ましい。A1312であれば、改造の余地がある。A1419以降のモデル内部へのアクセスが難しく、部品を自前で交換することはまず無理。A1312であれば、なんとかできそうな気がする。ほんとかよ、と思うが、ハードディスク交換程度であれば可能だろう。落札を失敗しても、別のジャンク品を拾って、ニコイチにする方法もあるに違いない。
そう思って毎日ヤフオクを睨んでいたが、なかなかお買い得品には巡り会えない。Core iで動作品であれば、最低でも2万円はする。それでも安くなったものだ。Core iで出来るだけ安いものを探すとすれば、「訳あり」や「ジャンク」で使えそうなものを見つけるしかない。そして、年式は2009年の上位モデルあたりだろう。そこで見つけたのが、訳ありで2009 LateでCore i5 2.66GHzのモデルだった。訳ありの理由は
ディスプレイに細かい縦線
光学ドライブ不良
であった。
そう思って毎日ヤフオクを睨んでいたが、なかなかお買い得品には巡り会えない。Core iで動作品であれば、最低でも2万円はする。それでも安くなったものだ。Core iで出来るだけ安いものを探すとすれば、「訳あり」や「ジャンク」で使えそうなものを見つけるしかない。そして、年式は2009年の上位モデルあたりだろう。そこで見つけたのが、訳ありで2009 LateでCore i5 2.66GHzのモデルだった。訳ありの理由は
ディスプレイに細かい縦線
光学ドライブ不良
であった。

iMac画面の縦線はよく発生する現象で、液晶に問題があるか、GPUの接触不良が原因だ。液晶の場合は、液晶を変えるしか方法はないが、A1312であれば、液晶を手に入れて自前で交換することはできなくはない。GPUの問題であれば、素人で修理は無理で、うまくやればヒートガンで治るという話もあるが、そのためには基盤の分解も必要となり、普通の人は諦めた方が無難だろう。概ね太い縦線はGPUが原因で、細い縦線は液晶画面に不具合のようである。
しかしアップされた画像には細かい縦線は見当たらなかった。ヤフオクにアップさたれ画像では詳細は分からず、画像を拡大しても認識できないものもあるだろうが、大抵はアップされた画像で目視できるはずである。光学ドライブは最悪、今使っている3.06GHzものと差し替える方法もあるので、目を瞑ることにした。
また付属品として純正キーボードA1243とアップルマウスがついていた。A1243はヤフオクでもジャンクでなければ送料を含めると3000円以上するから、キーボードが不良品でなければお買い得であろう。入札件数は34件まで進んだが、最終的に12,600円での落札となった。ヤフオクくじで7%引きだったので、送料込みで15,000円を下回った。もしそのまま使い物になればお買い得である。
さて落札した商品が届いた。電源をいれて起動すると、ヤッホー、画面に縦線は見当たらなかった。まったく正常ではないか。10.11のエル・キャピタンがデスクトップに表示されたが、エル・キャピタンの花崗岩の割れ目を液晶の縦線と見たのか、なんてことはないだろうが、画面には異常は見受けられなかった。もし液晶に縦線があれば、3.06GHzの液晶と入れ替えようと思っていたが、その必要はなくなった。サブのモニタであれば、多少の縦線は我慢できるからだ。重箱の隅をつつけば、画面の左上のメニューバーにわずかに影がある。

*スクリーンショットでは見えない。液晶が汚れているだけかも。
さらに、光学ドライブの不良は、どうやらDVDのリージョンが日本仕様になっていなかったことが原因かもしれない。起動するとリージョンの指定を要求されたからだ。おそらく、初期化前のハードディスクで検証したときの問題だろうと思われる。ハードディスクに問題があったが、初期化することでとりあえず解消したのだろう。よくわからないが、DVDビデオは問題なく再生された。もっともDVDドライブはIntel Core 2 Duo 3.06GHzのものと入れ替えるのが面倒な場合は、外付けのドライブを引っ張ってくればいいことなので、使えなくても問題はない。
前回、Intel Core 2 Duo 3.06GHzを落札したときは、「Wi-Fiが使えない」という不具合があったため、オークションの値があまり上がらなかった。AirMac Extremeカードがない場合は、古い24インチのiMacのカードを挿そうと思っていた。しかし、あのあとガラスを開いて見たら、単にAirMac Extremeカードの差込が外れていただけだった。こんなラッキーはもう続かないかもしれない。
OSは10.11だったが、10.13 High Sierraにアップした。High Sierraにしたのは、Adobe CCの新しいバージョンがHigh Sierra以降でなければインストールできないからである。10.13にするためには、Intel Core 2 Duo 3.06GHzではかなり無理がありそうだからだ。Core 2 Duoでは、OSは10.09にしておき、CS6までが実用範囲というのが正直なところ。CCになると、けっこう重いのだ。10.11にするとCS6はサポート対象外で、InDesignはちゃんと動作しない。
とはいえこんな10年以上前の機種でも、最新アプリが動作するというのは、ムーアの法則の効果が低減しつつあるということだろう。DTPアプリでは、マシンは最新である必要はなく、CPUを最新のものにするくらいなら、ハードディスクではなくSSDを使えば良い。動画とかを扱わない限り、10年前の機種でも実用性では十分な気がする。そのうち、Retina 5Kが欲しくなるかもしれないが、当分は古いiMacを2台並べて使うことで、満足しそうである。もっともいまのところRetinaはターゲット・ディスプレイ・モードには対応していないけどね。
さらに、光学ドライブの不良は、どうやらDVDのリージョンが日本仕様になっていなかったことが原因かもしれない。起動するとリージョンの指定を要求されたからだ。おそらく、初期化前のハードディスクで検証したときの問題だろうと思われる。ハードディスクに問題があったが、初期化することでとりあえず解消したのだろう。よくわからないが、DVDビデオは問題なく再生された。もっともDVDドライブはIntel Core 2 Duo 3.06GHzのものと入れ替えるのが面倒な場合は、外付けのドライブを引っ張ってくればいいことなので、使えなくても問題はない。
前回、Intel Core 2 Duo 3.06GHzを落札したときは、「Wi-Fiが使えない」という不具合があったため、オークションの値があまり上がらなかった。AirMac Extremeカードがない場合は、古い24インチのiMacのカードを挿そうと思っていた。しかし、あのあとガラスを開いて見たら、単にAirMac Extremeカードの差込が外れていただけだった。こんなラッキーはもう続かないかもしれない。
OSは10.11だったが、10.13 High Sierraにアップした。High Sierraにしたのは、Adobe CCの新しいバージョンがHigh Sierra以降でなければインストールできないからである。10.13にするためには、Intel Core 2 Duo 3.06GHzではかなり無理がありそうだからだ。Core 2 Duoでは、OSは10.09にしておき、CS6までが実用範囲というのが正直なところ。CCになると、けっこう重いのだ。10.11にするとCS6はサポート対象外で、InDesignはちゃんと動作しない。
とはいえこんな10年以上前の機種でも、最新アプリが動作するというのは、ムーアの法則の効果が低減しつつあるということだろう。DTPアプリでは、マシンは最新である必要はなく、CPUを最新のものにするくらいなら、ハードディスクではなくSSDを使えば良い。動画とかを扱わない限り、10年前の機種でも実用性では十分な気がする。そのうち、Retina 5Kが欲しくなるかもしれないが、当分は古いiMacを2台並べて使うことで、満足しそうである。もっともいまのところRetinaはターゲット・ディスプレイ・モードには対応していないけどね。