MacintoshではBlu-rayタイトルは見ることができない。標準アプリでは見れないが、Mac Blu-ray Playerなどの専用ソフトを購入すると見ることができる。普通数千円はするようだ。27インチともなると、やはりBlu-rayでみたいものだ。DVDビデオの解像度は720×480ピクセルであり、Blu-rayでの動画は1920×1080ピクセルである。27インチのiMacは1920×1440ピクセルの解像感を持ち、品質は問題なく再現できる。
MacintoshでBlu-rayを無料で見る方法は、VLC(VideoLAN Client)メディアプレーヤーという汎用のビューワーソフトを使うことである。ただそのままでは使えないようで、Macintoshのライブラリフォルダにファイルを二つ追加する必要がある。くわしくはこらちを参照いただきたい。以前は、ライブラリフォルダはMacintoshの移動メニューに表示されていたが、現在はデフォルトでは非表示となっている。不案内なユーザーが編集することでトラブルを防ぐためだろう。ライブラリフォルダはoptionキーを押しながら、移動メニューをプルダウンすると表示される。
MacintoshでBlu-rayを無料で見る方法は、VLC(VideoLAN Client)メディアプレーヤーという汎用のビューワーソフトを使うことである。ただそのままでは使えないようで、Macintoshのライブラリフォルダにファイルを二つ追加する必要がある。くわしくはこらちを参照いただきたい。以前は、ライブラリフォルダはMacintoshの移動メニューに表示されていたが、現在はデフォルトでは非表示となっている。不案内なユーザーが編集することでトラブルを防ぐためだろう。ライブラリフォルダはoptionキーを押しながら、移動メニューをプルダウンすると表示される。
Blu-rayタイトルの再生を確認するために、接続ケーブルを買ったついでに、日本橋のブックオフで500円のBlu-rayタイトルを買っておいた。ガイ・リッチー監督のシャーロック・ホームズのパート2「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」である。もっとCGバリバリのタイトルにしたかったが、あまり選択肢はなかった。それにしても、Blu-rayタイトルも500円で売られるようになってしまった。
さてBlu-rayディスクを挿入し、VLCメディアプレーヤーを開く。通常メインウィンドウが表示される。MPEGファイルなどは、プレイリストのメインウィンドウにファイルをドラック&ドロップするだけで動画を再生できるが、Blu-rayディスクでは[メディアを開く]をクリックする。[ソースを開く]ウィンドウでディスクタブを開いて、ディスクを選択すると、
VIDEO_TS / BDMVフォルダーを開く
と表示されるので、右下の[開く]をクリックする。Macintoshでは通常「JAVAが必要です」と表示される。
さてBlu-rayディスクを挿入し、VLCメディアプレーヤーを開く。通常メインウィンドウが表示される。MPEGファイルなどは、プレイリストのメインウィンドウにファイルをドラック&ドロップするだけで動画を再生できるが、Blu-rayディスクでは[メディアを開く]をクリックする。[ソースを開く]ウィンドウでディスクタブを開いて、ディスクを選択すると、
VIDEO_TS / BDMVフォルダーを開く
と表示されるので、右下の[開く]をクリックする。Macintoshでは通常「JAVAが必要です」と表示される。



Blu-rayタイトルでは字幕や音声のメニューにJAVAが利用されているが、Mac OS X10.7.3以降JAVAはプリインストールされなくなっているのである。そのためメニューを表示させるには、JAVAのインストールが必要となる。JAVAのインストールすると、タイトルのメニューが表示される。JAVAのインストールはこちらから。

ただし、注意点が二つある。一つは、タイトル画面にあるメニューはマウスでクリックしても反応しないことだ。[Audio]のボタンをクリックしても音声メニューは表示れさないのだ。TVとおなじように、矢印キーで選択ボタンを移動してreturnキーを押す必要がある。もう一つは、字幕と音声メニューは日本語の選択には対応していない。というのは、メニューに日本語がリストされないのである。しかし日本語モードが用意されていないわけではなく、VLCメディアプレーヤーのBlu-ray再生では日本語を認識できないだけである。面倒だが、
音声はオーディオメニューのオーディオトラック
字幕は字幕メニューの字幕トラック
から選択する。最初にある言語が表記されていない空白のメニューを選択するとたいていが日本語である。JAVAをインストールしない場合でも、この方法で字幕と音声は指定可能だ。

JAVAをインストールせずにVLCメディアプレーヤーを使うと、本編の再生はできるが、特典動画などは探さないと閲覧できないようなので、VLCメディアプレーヤーでBlu-rayを見る場合はJAVAをインストールするしかなさそうだ。なお、JAVAのアンインストールは、Terminalにコマンドを入力して行う。詳しくはこちらから。
さて、実際再生してみた。一番最初、JAVAをインストールしていないときは、ちゃんと表示されたように思ったが、何度か再生していくと、画像が飛び飛びになったり、表示が止まったりする。Late 2009の「3.06GHz Intel Core 2 Duo」では力不足かと思ったが、環境を変えてみた。まず、Blu-rayドライブのMicro Bに差し込んだケーブルが曲がっていたので、それを真っ直ぐにした。それと、iMacのあるUSBコネクタにキーボード以外の外付けハードディスクが二つ刺さっていたので、イジェクトした。四つあるUSB端子をキーボードとBlu-rayドライブのみにしたのである。そうすると、画面が止まったり、飛び飛びになることは解消された。どちらが原因なのかはわからない。
しかしそれでも多少は読み込みが遅いようで、わずかに飛んでいるような気もする。おそらく、GPU(Graphics Processing Unit)の処理速度が遅いのだろう。あるいは、GPUではなくUSB 2.0では転送速度に限界があるのかもしれない。しかし使えないわけではない。Blu-rayドライブさえあれば、Macintoshでも、Blu-rayタイトルは無料で再生可能であった。