27インチのApple Cinema Displayを買いたいと思い、ヤフオクを見ていた。安くなったもののまだまだ安くはない。しかし27インチの画面が欲しいだけであれば、Apple Cinema Displayでなくとも、iMacでも外部モニタとして使うことができる。筐体番号がA1312であれば、Mini DisplayPort、もしくはThunderboltと呼ばれる端子があれば、外部ディスプレイとして使用可能になっている。つまりiMac27インチの
Late 2009
以降の機種で、A1412でも可能である。ターゲットディスプレイモードという。古いiMacであれば、iMacとして使わなくても、モニタとして使うことができるので、とてもお得である。
玉数の少ないApple Cinema Displayではなく、選り取り見取りのiMacで手頃なものを探してみた。Apple Cinema Displayの相場より安いものとなると、結局ジャンクしかないが、ジャンク扱いで使えそうなものをウォッチして探してみた。
そうはいっても、さすがにジャンクでもクアッドコアはなかなか安くならない。A1312でクアッドコアで予算は一万円くらいと思ったが、一万円を割るようなものは、たいてい本物のジャンクで部品取りにしか使うそうもない。たいてい液晶がちゃんと表示しなかったり、コネクタが壊れていたりする。ハードディスクの換装くらいならできると思うが、それ以上は無理。
そんなこんなで探していくと、Late 2009の「3.06GHz Intel Core 2 Duo」くらいしか候補はなかった。Late 2009でもCPU不明というものもけっこうあって、これを落として再生できれば、クアッドコアのiMacを手に入れるもとができるが、落札しても本当にどうしようもないジャンクだったら目も当てられない。
Late 2009の「3.06GHz Intel Core 2 Duo」で使えそうなジャンクを見つけた。ジャンクなのは、Wi-Fiが使えないことであった。ターゲットディスプレイモードであればまったく問題はないし、Macとして使う場合でも、有線で使えばいいだけなので、全然問題はない。27インチのiMacを外に持ち出すことはないので、Air Macでの接続は必要条件ではない。送料込みで一万円の予算をクリアして落札することができた。いちおう、Late 2009だと、macOS High Sierra 10.13.6までインストール可能だ。
そうはいっても、さすがにジャンクでもクアッドコアはなかなか安くならない。A1312でクアッドコアで予算は一万円くらいと思ったが、一万円を割るようなものは、たいてい本物のジャンクで部品取りにしか使うそうもない。たいてい液晶がちゃんと表示しなかったり、コネクタが壊れていたりする。ハードディスクの換装くらいならできると思うが、それ以上は無理。
そんなこんなで探していくと、Late 2009の「3.06GHz Intel Core 2 Duo」くらいしか候補はなかった。Late 2009でもCPU不明というものもけっこうあって、これを落として再生できれば、クアッドコアのiMacを手に入れるもとができるが、落札しても本当にどうしようもないジャンクだったら目も当てられない。
Late 2009の「3.06GHz Intel Core 2 Duo」で使えそうなジャンクを見つけた。ジャンクなのは、Wi-Fiが使えないことであった。ターゲットディスプレイモードであればまったく問題はないし、Macとして使う場合でも、有線で使えばいいだけなので、全然問題はない。27インチのiMacを外に持ち出すことはないので、Air Macでの接続は必要条件ではない。送料込みで一万円の予算をクリアして落札することができた。いちおう、Late 2009だと、macOS High Sierra 10.13.6までインストール可能だ。

まず今使っているiMacのハードディスクを移行させることにした。ハードディスクを取り外して換装するのがもっとも簡単だが、失敗してファンが暴走すると面倒なので、内蔵ハードディスクを丸ごと空のハードディスクに復元して、それを27インチに内蔵ハードディスクにもう一度復元した。少し面倒だが、確実な方法だろう。Mac OS X 10.9ではディスクユーティリティに[復元]メニューがあったが、10.11ではディスクユーティリティでは編集メニューに[復元]メニューが移動されていた。復元先のハードディスクを選択して復元元のハードディスクを指定するだけである。
復元用に使うハードディスクは、やはりヤクオクで落札した500GBのもので、2.5インチのハードディスクを専用ケースに入れたもの。500GBのハードディスクで、多少エラーがあるようなものは、送料込みで1000円程度で落札できる。500GBのハードディスクは500GBまでのものがもっともコストパフォーマンスに優れている。Windows使いは、たいてい「CrystalDiskInfo」で検証するが、「処理済みの代替セクタ数」でアラートがよく出現する。ご丁寧に検証結果のウィンドウがアップされている。こういう場合は、買い手が少なくなるので、値段はあまり上がらない。メインで使わないのであれば、再フォーマットすれば「処理済みの代替セクタ数」のアラートなど気にする必要はない。
ハードディスクケースは、日本橋のDOS/Vショップで買った。買ったのはGroovyの「SATA2-CASE2.5」で、パッケージには対応するMacのバージョンは書かれていないが、サイトには「MacOS10.26以降に対応」と書かれている。いまどきハードディスクやメモリにMac専用もWindows専用もないので、特殊なものでなければ、たいていはどちらでも使える。値段だけでいうと、変換名人の2.5インチハードディスクケースがもっとも安い。しかし一回使ってみたが、接続が不安定だった。たまたまだったのかもしれないが、Groovy製のものは、手元に五つあるが安定して動作している。ちなみに現在のところ、アマゾンでは880円だが、日本橋で買ったものは税別で690円だった(アマゾンより安いのは多分型落ちのため、変換名人はさらに安くて600円を切っている)。

落札したiMacのハードディスクは1GBなので、復元に復元を重ねたものの問題なく今の環境を再現できた。Wi-Fiが使えないのは、AirMac Extremeカードが認識していないか、あるいは抜き取られているようだ。どちらかは中を開けてみない分からないが、AirMac Extremeカードが欠損しているのであれば、カードを用意すればいいだけである。もっともAirMac Extremeカードの基盤部分の損傷であれば、直らないが、そればかりは仕方がない。
というわけで、27インチのiMacに、23インチのApple Cinema Displayを接続したが、この開放感は素晴らしい。外部ディスプレイも27インチにする日は遠くないかも(ほんとかよ)。InDesignを使うのであれば、このくらいは欲しいものだ。